生きる家について

生きる家。 [この国では、並の構造では大切なものを守れない。]

超高層ビルで使われている座屈拘束技術(ざくつこうそくぎじゅつ)のイメージ

耐震構造の歴史は、
50余年のパナホームの歴史でもある。

「今うちには何百という事業がある。そやけどその中で、たったひとつだけ自分自身がやってみたいという事業がある。それが家づくりなんや」。50年以上前に創業者である松下幸之助が発したこのひと言からパナホームの家づくりが始まりました。思い描いた理想は地震に強く、時計のように精密な家でした。その実現のために鉄骨構造を採用してハイテンションボルトを住宅用に独自開発。強い家を高品質に迅速に建てられる、工業化住宅という道を時代に先駆けて切り開いたのです。これをベースに大型パネル構造無溶接接合の重量鉄骨構造など独自技術を次々と導入。この国の風土とともにあり、くらしの向上に貢献したいという創業者の使命感に技術で応えてきたのです。

松下1号型住宅

真に地震に強い家と言えるのは、
「揺れや、ゆがみの少ない家」だと考えます。

いまこの国では、私たちの予想を遥かに超える地震が起こっています。家を建てるとき、まず強い構造の家とは何かという視点から考えなければならない時代になっていると思うのです。地震に強いと言ってもいろいろな考え方があります。しかしパナホームの考え方は明確です。生命を守り、愛する家族の安全を守るのは、当然のことです。それと同時に、大切な資産でもある家そのものもしっかりと守りたいのです。揺れや、ゆがみそのものを抑え込んで地震後の補修費用も最低限にしたいという発想です。窓ガラスが割れない外壁タイルが一枚もはがれ落ちない、そんな家でありたいのです。家の価値が持続する真の強さを備えた家。パナホームは理想を技術で追究しています。

地盤面加速度に対する2階床面加速度の大きさ(応答倍率)

揺れが少ないパナホーム

※1 国立研究開発法人建築研究所監修「2015年版建築物の構造関係技術基準解説書」より。

※2 日本最大の加振装置の限界値となる「想定地震波」での実験結果

日本の住宅で唯一※1、超高層ビルで
使われる「座屈拘束技術ざくつこうそくぎじゅつ」を採用。

圧倒的に揺れやゆがみの少ないパナホーム。それを実現しているのが建物の揺れやゆがみを抑える「座屈拘束技術」です。これは超高層ビルに使われたり学校や庁舎などの耐震改修にも使われている先進技術です。ただコストが高く、住宅には採用できないというのがこれまでの常識でした。パナホームは、この技術を住宅用に応用してオリジナルの制震フレームを開発。地震のエネルギーを吸収し、引張(ひっぱり)にも圧縮にも耐力を発揮して座屈(鉄材が曲がること)を防ぐのです。だから家そのものの揺れやゆがみが少ない。だから熊本地震のような強い繰り返し地震にも耐えられる。意外と知られていないことですが、日本の住宅の耐震技術をリードしているパナホームなのです。

※1 2017年9月当社調べ。日本の工業化住宅において唯一採用。

アタックフレーム(特許:6068578)

繰り返し地震のエネルギーを吸収し、超高層ビルの揺れを抑える「座屈拘束技術」

日本最大の耐震実験※2に平然と耐えて、
強さを実証した構造。

私たちは、日本最大の加振能力を持つ実験施設で実大住宅による実験を行いました。加振装置の限界値である「南海トラフ地震※3」の想定地震波を含む140回にも及ぶ実験です。その結果、阪神・淡路大震災の「神戸波」、東日本大震災の「築館波(つきだては)」など、過去に起こった地震波の振動を次々に加えても、特に大きな損傷は無し。マグニチュード9クラスの地震を想定した加振装置の限界値にも構造の交換が必要になる損傷はなく外壁タイルは一枚もはがれ落ちませんでした。多くの人の幸せを守るには想定外があってはならない。その信念から日本最大の耐震実験で強さを実証したのです。これからも大切なものを守り、住む人と共に生きる。生きる家、パナホーム。

※2 2011年6月日本最大の加振能力を有する実験施設で実施。

※3 南海トラフ地震のうち東海地震を想定した地震波。

11種類の地震波で加振装置の限界値を含む140回の実験で実証

構造 × 空気 × 時間