性能・構造 | 多層階住宅(3~9階建) | パナホーム

性能・構造

パナホームの多層階住宅の性能・構造をご紹介します。

2つの鉄骨構造

パナホームは鉄骨構造の住まいです。大地震が繰り返し襲う日本の自然環境を前提に、まずは強く長持ちする構造を基本としています。建物を補強する柱や間仕切り壁の少ないシンプルで強い構造だから、将来のリフォームや間取りの変更にも柔軟に対応。親から子へ、子から孫へと、家族の世代を超えて、長い時間を快適にくらし継いでいくことができます。

地震に強い構造

パナホームの住居系3階建には制震鉄骨軸組構造を採用。高層ビルの耐震技術「座屈拘束」の原理を戸建住宅用にダウンサイズして戸建住宅に初採用しています。地震の大きな力が繰り返し加わっても斜材が座屈(折れ曲がること)することなく建物の変形を抑え、地震の力を熱エネルギーに変えながら常に「耐震と制震」のダブル効果を発揮します。また、併用系の多層階住宅には重量鉄骨ラーメン構造を採用。構造全体がしなることで地震の力を逃がすこの構造は多くのビルに採用されており、過去幾多の地震の中でその安全性を実証しています。

高層ビルの耐震技術を応用した
制震鉄骨軸組構造

パナホームの住居系3階建には、高層ビルの耐震技術「座屈拘束」の原理を戸建住宅用にダウンサイズした「アタックフレーム」を採用しています。建物の揺れを押さえる2本の斜材には固さと柔軟性を併せ持つ「低降伏点鋼」を使用。これを座屈(折れ曲がること)しないように拘束することで「引張」にも「圧縮」にも強い構造を実現しました。建物の変形を抑え、地震の力を熱エネルギーに変えながら「耐震と制震」のダブル効果を発揮します。

アタックフレームを要所要所に配置した住居系3階建の構造

アタックフレームを要所要所に配置した住居系3階建の構造

座屈拘束の技術を採用したアタックフレーム

座屈拘束の技術を採用したアタックフレーム

併用系3~9階建には、重量鉄骨ラーメン構造を採用

重量鉄骨の柱と梁をがっちりと固めたこの構造は全国の中高層ビルに広く採用されており、過去幾多の地震の中でその安全性を実証しています。一般的な重量鉄骨構造では鉄骨同士の結合部に溶接を用いていますが、溶接の精度は施工者の熟練度に頼るところが大きく、均一な精度の保持が困難でした。そこで「ビューノ」では独自のボルト構法を採用することで工業化住宅としてシステム化。これにより施工者の熟練度に頼らずとも高精度で強い架構体を開発。在来工法に比べて現場もクリーン、工期も大幅に短縮できます。

ボルト構法による重量鉄骨ラーメン構造(建)

ボルト構法による重量鉄骨ラーメン構造(建)

快適の理由

パナホームは「パナソニックの家」です。創業者松下幸之助の夢を実現する事業として1963年に創業しました。パナソニックグループはさまざまな家電製品を通じて生活文化を向上させてきましたが、目指してきたものは人々の「豊かなくらし」であり、「幸せな家庭」です。くらしや家庭が営まれる場所はいうまでもなく「家」。パナホームは、快適で便利なくらしにこだわってきた「パナソニックの家」として、単なる住む場所でなく、新しい意義のある「住空間」を追求し続けています。

空気へのこだわり

パナホームは、精密機器工場のクリーンルームなどで使用される「HEPAフィルター」を工業化住宅で初めて換気システムに使用しました。取り込んだ外気をこのフィルターを通って室内に循環させます。0.3μmまでの微粒子を99.97%除去※するため、花粉はもちろん、さらに小さなPM2.5もシャットアウトして室内をきれいな空気で満たします。

※HEPAフィルターの性能値。工場出荷時の初期性能になります。換気システム全体の数値を示すものではありません。

HEPAフィルター

HEPAフィルター

高断熱・高気密・調湿

パナホームは、夏涼しく冬暖かい快適なくらしを実現するため、天井・外壁・基礎など住まい全体を高性能断熱材ですっぽり包み込んでいます。冬の朝の冷え込みはもちろん、室内の上下温度差も低減。同時に工場生産の高精度な部材と正確な施工ですき間をなくし、気密性も向上。トータルな断熱・気密性能で、冷暖房効率を高め、優れた省エネルギー性能を実現しています。また、室内の湿度については、吸・放湿性能に優れた北海道稚内産の珪藻土を練りこんだ調湿石膏ボードを室内の壁に採用。1年をとおして手間なく快適な湿度を保ちます。

外壁内部に充填された断熱材と、吸・放湿性能に優れた北海道稚内産の珪藻土

(上)外壁内部に充填された断熱材/(下)吸・放湿性能に優れた北海道稚内産の珪藻土

(上)外壁内部に充填された断熱材
(下)吸・放湿性能に優れた北海道稚内産の珪藻土

光と風、自然の力を生かす

同じ間取りの家でも、建つ立地や角度、隣地との位置関係などによって窓からの景色や通風が変わり、住み心地に影響することになります。パナホームでは、環境調査の段階から光と風を読んで建物配置やプランニングを計画。季節によって変化する風の方角や採光の状態、1日の時間経過で変わっていく室内の陰影などを配慮して敷地環境ごとのベストな一邸を実現します。

光と風まで計算して快適な空間を設計

光と風まで計算して快適な空間を設計

価値が持続する家

建築費という初期投資が安くても、その後の劣化が早く、修繕に多くのお金がかかる家があります。冷暖房や各種設備のエネルギー効率が悪ければ、それは燃費の悪い乗り物のようなもの。住まいは何十年という単位の長い時間を過ごす場所。価値が長く持続し、「住んでからお金がかかりにくい家」であることを、私たちは大事にしています。そのために長期視点で品質を考え、新しい技術や制度を開発してきました。強い構造と耐久性、愛着を生むデザイン、先を読んだ設計力、長寿命の設備、仕様と万一の時のサポート力。資産価値が続くということは、次世代へと良質な住宅をバトンタッチしていくということでもあります。世代を超えて住み継がれるような住まいとなれば、これ以上の喜びはありません。

外壁のこだわり

パナホームでは、外観には美しさを持続させる光触媒タイル「キラテック」を採用しています。太陽の光で汚れを浮かせ、雨で洗い落とすというセルフクリーニング効果を持つ光触媒の技術を住まいに生かしています。新築時だけでなくその後も美観を維持し、メンテナンスの手間と費用を軽減します。その性能は実際にお客さまから「半信半疑でしたが本当にびっくり!キラテックの効果は本物でした。」との感想をいただくほど。この効果は特に、上層階のメンテナンスがしにくく、排気ガスなどで汚れやすい都市の多層階住宅のお客さまに喜ばれています。

高さのある多層階住宅にこそ光触媒タイルを

高さのある多層階住宅にこそ光触媒タイルを

エネルギーの自給自足

優れた断熱性能を基本に、省エネ設備や地熱など自然の力を活用することで、住まいを省エネ化。さらに、「スマートHEMS」による、エネルギーの見える化や対応機器の省エネ制御の効果で、使うエネルギーを最小限に。そして、高効率な「太陽光+蓄電システム」でエネルギーを自ら創り、蓄える。家全体のエネルギーマネジメントにより、光熱費を抑え、環境にも優しい住まいを実現します。

長期保証制度とアフターサービス

パナホームは「住宅の品質確保の保証等に関する法律」(品確法)の評価基準において複数の項目でトップランクに対応。建物の構造耐力上主要な部分においては20年間の保証を実施しています。お引渡し後2年間の定期点検後も、点検とメンテナンスに対応しながら途切れることなく保証延長を繰り返すことにより、保証は最長60年間まで延長が可能。設備の故障など、住まいの緊急トラブルに関する相談は、24時間365日年中無休で受け付けます。
また、優良ストック住宅「スムストック」、移住・住み替え支援「かせるストック」に認定されているので、将来、売却や賃貸に出すときも、有利な制度を利用できます。さらに、万一の地震や水害などの災害発生時には緊急災害対策本部を設置し、対象エリアのお客さまの安否確認、被害状況の確認、復旧支援活動を実施。災害時も全社をあげてお客さまのくらしを支援します。

定期訪問やお手入れ講習などでくらしをサポート

定期訪問やお手入れ講習などでくらしをサポート

住宅専用3階建(制震鉄骨軸組構造)の耐震

地震が何度も起きる国だから、
「耐震」と「制震」を両立しました。

いつどこで起きるか分からない大地震。地震国日本で、世代を超えて安心のくらしを続けていく住まいには、何度も繰り返し襲う地震に打ち勝つ強靭な構造が必要です。パナホームはその構造に過剰なまでの自社基準を課し、住宅建築の常識を超えた耐震技術を施しています。パナホームは、高層ビルの耐震技術「座屈拘束」の原理を戸建住宅用にダウンサイズして戸建住宅に初採用しています。地震の大きな力が繰り返し加わっても斜材が座屈(折れ曲がること)することなく建物の変形を抑え、地震の力を熱エネルギーに変えながら「耐震と制震」のダブル効果を発揮します。

アタックダンパーの仕組みと構造

実験で実証、繰り返しの地震に強い理由

国内最大級の実験施設で、実大の住宅を用いた140回の過酷な振動実験を実施。東日本、阪神・淡路、新潟・中越の過去の大地震57回、中地震83回の揺れに建物損傷は見られませんでした。最後に装置の限界値(阪神・淡路の4.8倍、東日本の1.8倍)の振動実験をおこないましたが、構造体に影響する損傷は認められませんでした。

実大住宅の振動実験

実大住宅の振動実験

制震鉄骨構造のメリット

耐震と制震のダブル効果

「K」型に組まれた座屈拘束のアタックフレームが地震の力に耐え(耐震)ながら、同時に揺れを緩和(制震)します。
地震の揺れ幅に比較して建物の揺れ幅が小さいので、安全性が高まるとともに建物の損傷が抑えられます。

敷地と空間を生かす

タテにもヨコにも業界最小15cmの設計モジュールで設計できるので、敷地の建蔽率と容積率を制限ぎりぎりまで使った大きな建物になります。
貴重な都会の敷地を有効に使ったムダのない家づくりができます。

道路が狭くても建築可能

鉄骨構造の住宅建築には多くの場合クレーン車が必要なため工事現場までの道路が狭い場合は施工できない場合があります。
しかしパナホームはコンパクトな運搬、工事ができるため、住宅密集地でも建築可能です。

大空間とオーバーハング

一般的な木造住宅と比較して、鉄骨構造は柱間を大きく(6m)とれるので広い空間ができます。
また、リビングの吹き抜けや2階の一部を空中に張り出すオーバーハングなど柔軟な設計が可能です。

住宅専用3階建(制震鉄骨軸組構造)の耐火・防火性能

パナホームの住居系3階建「ビューノ3E/S」の耐火・防火性能は、都市計画法、建築基準法に定められた「準防火地域」の基準に対応しています。

火をもらわない

外部からの延焼を防ぐために、木造住宅のモルタル壁20mm厚以上の防火性能を持つNTC外装材を使用。外部から火の手が迫っても室内の壁が燃焼温度まで上昇しにくい防火構造となっています。
開口部や軒、屋根にも不燃材を使用して近隣からの延焼を防止します。

火をもらわない

火をひろげない

万一住まいの内部から出火した場合でも、火が燃え広がるスピードが遅ければ非難しやすく、被害の程度も軽減できます。パナホームは室内の壁や天井の下地に不燃材料を採用するとともに、隣室に炎が写りにくい構造を採用しています。

火をひろげない

火元から3mの至近距離にありながら
パナホームは延焼を免れました。

パナホームに隣接する店舗から出火。店舗は全焼、隣の木造2階建住宅は半焼しました。そうした中、全焼した店舗からわずか3mしか離れていなかったパナホームは、延焼の影響が少なく、大切なお住まいを無事に守ることができました。

延焼を免れたパナホームの家

多用途3~9階建(重量鉄骨ラーメン構造)の耐震

高層ビルの構造をもとに開発された、
無溶接ボルト構法の重量鉄骨ラーメン構造。

「ラーメン(Rahmen)」とはドイツ語で「額縁」の意味。結合部分を堅固にかためた構造という建築用語です。重量鉄骨の柱と梁をがっちりと固めたこの構造は全国の中高層ビルに広く採用されており、過去幾多の地震の中でその安全性を実証してきました。一般的な重量鉄骨構造では鉄骨同士の結合部に溶接を用いていますが、溶接の精度は施工者の熟練度に頼るところが大きく、均一な精度の保持が困難でした。そこで「ビューノ」では独自のボルト構法を採用してシステム化。これにより施工者の熟練度に頼らずとも高精度で強い架構体を開発。在来工法に比べて現場もクリーン、工期も大幅に短縮できます。「ビューノ」では柱と梁のサイズを組み合わせによって、必要な空間の大きさや高さに対応。3階建から住宅業界では最高の高さとなる9階建まで建築可能です。※2017年3月 パナホーム調べ

鉄骨ラーメン構造

重量鉄骨のメリット

ワイドスパン設計

重量鉄骨造は柱と梁だけで建物を支えることができるので、軽量鉄骨造や木造に比べて柱と柱の間隔を大きくとることができます。
「ビューノ」は最大10.8mまで可能。大きな空間が必要な店舗やオフィス、2台以上のガレージが必要な場合に効果を発揮します。

大きなオーバーハング

オーバーハングとは、建物の上部を張り出してその下を軒付の空間にする設計のことで、「ビューノ」は3.6mまで可能です。
2階部分を張り出せば、その下は屋根付きで柱も壁もなく出し入れのしやすいオープンガレージになります。

未来へ住み継ぐ

ビルと同じ構法の重量鉄骨造の建物は、軽量鉄骨造や木造の一戸建の家と比べて圧倒的に長持ちします。
だから、老朽化した設備・仕様類の交換やメンテナンスをおこなえば、親から子、子から孫、孫から先の世代まで住み継いでいくことができます。

コンバージョン(用途転換)

重量鉄骨構造の建物は内部に補強柱や間仕切りが必要ないので将来のリフォームが容易です。
また、最初は賃貸併用で建てておき、将来は1室を子供世帯の家にしたり店舗やオフィスにしたりと、用途の変更が可能です。

多用途3~9階建(重量鉄骨ラーメン構造)の耐火・防火性能

パナホームの併用系4~9階建「ビューノ」の耐火・防火性能は、都市計画法、建築基準法に定められた「耐火地域」と「防火地域」の両方の基準に対応しています。

耐火建築物に対応

大きな都市の繁華街や商業地は火災の危険度が大きいため、都市計画法、建築基準法で「防火地域」に指定されています。また、住宅地が火災になった場合の非難路確保のため都市部の幹線道路沿いにも「路線防火」の地域があります。重量鉄骨構造の「ビューノ」はこうした都市部の「防火地域」に対応した耐火建築物。もちろん「準耐火地域」にも対応しています。

重量鉄骨の構造部(上)に、耐火被覆を施した耐火仕様(下)

重量鉄骨の構造部(上)に、耐火被覆を施した耐火仕様(下)

耐火構造の外壁パネル

「ビューノ」は、優れた防・耐火性能を持つ軽量気泡コンクリートを外壁下地に光触媒タイルを張っています。建築基準法の定める1時間耐火構造に適合しており、耐火試験においても外壁裏面の温度上昇は小さく、火災時の被害を軽減します。

準耐火仕様の場合、柱の耐火被覆はありません

準耐火仕様の場合、柱の耐火被覆はありません

燃えひろげない床

賃貸や店舗との併用住宅として建てる場合、万一の火災発生時に他のフロアに被害が及ばないように、炎を遮断する仕様も大切です。重量鉄骨の「ビューノ」では、界壁、界床、梁なども防火仕様に適合した部材を採用しています。

耐火性能に優れたALC床

耐火性能に優れたALC床

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