




台風や豪雨、さらに密集する住宅地など、日本の住まいには、厳しい環境に対応できる細やかな配慮が必要です。そこで、パナホームでは、さまざまな条件で実験を行い、その性能を実証してきました。中でも耐火対策では外壁の表面を900℃で熱したときに、室内側の外壁裏面の温度は45分経過しても、規定値140℃以上に対して、大型パネル構造(Fシリーズ)ではわずか10℃の上昇だけでした。燃えにくい材質を使っている外壁は、たとえ隣家から火の手がせまっても延焼の防止に効果を発揮します。この性能を、より効果的に活用するためには、プランニングも重要な要素となります。延焼しにくくするために、隣家の窓(開口部)近くには、できる限り窓を設けないよう配慮しましょう。やむを得ず窓を付ける場合は、開口部を小さくするような対策もあります。これらのような適切なプランニングができれば、この耐火設備を存分に生かすことができるのです。

耐風
パナホームでは一邸ごとに、建設地域にあった構造耐力チェックを実施して、最適な耐風圧設計を行っています。また最大瞬間風速60m/秒という、過去最大級の室戸台風並の強風にも耐えられる耐風圧性能も備えています。その他、サッシの水密性や屋根下地材をはじめ、主要構造部以外の各部位にもさまざまな防水対策を施すなど、台風や豪雨に強い安心の住まいです。


防水
パナホームでは、建物のすみずみに錆びにくい素材や防水性に優れた材料を採用するとともに、屋根まわりに雨水の浸入を抑える形状を研究開発。さらに、叩きつけるような雨や台風の激しい暴風雨に直接さらされるサッシ水密性能を重視し、高水密サッシを採用しました。防水設計で雨水の浸入を防ぎ、建物全体の耐久性をトータルに配慮しています。
パナホームが採用している「床下防蟻・防湿シート」は床下の土壌から発生する湿気を遮断、木材を腐朽から守ります。また、シロアリなどの害虫を寄せつけない効果は散布で使う薬剤よりも長く、人体への影響や環境汚染の心配もありません。

防耐火
燃えやすい家屋構造が多く、歴史上何度も大火災に見舞われてきた日本。その防火基準は、世界でもトップクラスの厳しさです。建築物が密集している市街地ではより厳しく定められているなど、建築地の環境によって安全基準も異なります。パナホームでは『もらわない・ひろげない』をキーワードに、地域・規模に応じた防耐火の仕様を設定し、外装すべての不燃・準不燃化を進めながら、内部からの出火拡大防止にも配慮。優れた防耐火性能を備えながら、万一の場合には早期発見・未然防止に努める設備も採用しています。

延焼を防ぐため、パナホームは住まいの外まわりに不燃性の高い部材を採用しています。外部から火の手がせまっても外壁の内側の表面温度が可燃物燃焼温度まで上昇しにくい防火構造になっています。もちろん開口部も延焼防止に配慮した仕様をご用意。また、屋根葺材には不燃材を、軒裏にも防火性能の高い材料を採用し、近隣からの延焼の防止に効果を発揮します。
パナホームは、室内の壁や天井下地には、不燃材料の石膏ボードを採用し、ある部屋で火災が発生しても隣室に火を広げにくい構造です。
パナホームの外壁パネルは、優れた防耐火性能を示し、建築基準法に準じた実物大の防耐火試験(載荷加熱試験)に余裕をもってクリアする構法を採用しています。外壁裏面(室内側)温度の上昇は試験時間経過後も極めて小さく、パナホームが延焼時においても安全な住まいであることを実証しました。
単なる加熱ではなく、実際の建物の火災時と同様に、柱など鉛直荷重を負担する部材に荷重をかけながら加熱試験を行う方法です。

最高900℃以上で一定期間、試験体を加熱した場合の外壁裏面の平均上昇温度は、規定値140℃以上に対して、大型パネル構造(Fシリーズ)ではわずか10℃にしか至りませんでした。

建物火災による死亡事故のうち、約8割が住まいで発生。パナホームでは熱や煙を感知して作動する火災警報設備を採用し、早期発見・未然防止に努めています。