
国土交通省主催の「長期優良住宅先導事業」の公募で、パナホームの提案が採択されました。
当モデル事業は、「いいものをつくってきちんと手入れをして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体的な内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に役立てるとともに普及啓発に寄与することが狙いとされています。今回、良好な景観形成や維持管理、周辺環境に調和したデザインの住宅整備などを目的とした「まちなみ・住環境の分野にかかわる提案部門」において、パナホームの優れた建物品質・性能を基盤にした、環境価値創造型タウン・マネージメントによる街づくりが高く評価。平成20年度、21年度に続き、3回連続のモデル事業採択となりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提案名 | 環境価値創造型タウン・マネージメント |
| 部門 | 住宅の新築・戸建/まちなみ・住環境の分野にかかわる提案 |
神奈川県横浜市に位置する、敷地面積2,706.62u(819.35坪)、全14戸(内補助対象13戸)の分譲地をベースに提案。優れた設計技術だけでなく、既存の環境継承に根ざし、街の環境保全と長期的に住み継ぐ仕掛けづくりを総合的にマネージメントします。
街区内の環境保全や維持管理はもちろんのこと、住民主体の活動によって、周辺地域への長期的な住まい方の普及・啓発に寄与することで、住民の強いコミュニティ意識の醸成を狙ったコンセプトとしています。
ロー・インパクトとは、人間が環境へ与える影響を極力抑えようとすること、またはその考え方を指します。
・消費エネルギーを低減する住宅性能 ・地勢になじみ、隣接地に配慮した住宅計画 ・既存緑地を生かして地域の植生を保存 など
・街区の景観設計をガイドライン化し、住民の共通認識を図りながら街並み形成を継承
・住民の植栽管理をサポートし、美しい街並みを維持するガーデナーズシステム
現在の地勢を生かした造成設計・住宅設計により、自然環境への負荷が少ない計画としています。既存傾斜地の高低差を生かして2階に玄関を設け、斜面に向かって視界の開けたタイプなど、地勢になじみながら高い感性価値をそなえた設計提案を行います。
また、既存の緑地を無償提供用地(11戸が対象として提供)とし、住民の憩いの場として提案。緑地を住民主体で維持することを共通目標とすることで、街への愛着を育み、長く住み継がれる街づくりへの意識醸成を図ります。




街区完成イメージを可視化
「街づくり&住戸設計マニュアル」で、街区の景観設計をガイドライン化。緑豊かな街づくりのノウハウを蓄積し、住民の共通認識を図りながら街並み形成を継承する仕組みをつくります。


緑豊かな街並みの維持には、住民の主体的な庭づくりへの意識や努力が不可欠です。そこで、プロのガーデナーが1年間、定期的に訪問し、お手入れや剪定のアドバイスを実施する「ガーデナーズシステム」を導入。季節を通して自分で庭の手入れができるように住民の植栽管理をサポートすることで、美しい街並みの形成をめざします。
本提案の基盤となっているのが、パナホームの住まいそのものの性能や設計技術、先進設備、長期にわたるサポート体制など。こうした基本品質に加えた、総合的な環境保全の提案が今回の評価につながりました。
