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首都圏の戦略営業拠点として多層階住宅の魅力を発信
『Vieuno Plaza(ビューノプラザ)』をオープン
工業化住宅初の7階建住宅や都市型賃貸マンションも提案

2014年4月16日

パナホーム株式会社(本社:大阪府豊中市、社長:藤井 康照)は、このたび、神奈川県川崎市に重量鉄骨の都市型住宅『Vieuno(ビューノ)』の新しい営業拠点として、「 Vieuno Plaza(ビューノ プラザ)川崎」を、4月16日にオープン。これを皮切りに、東京都豊島区と中野区に「Vieuno Plaza」を順次、オープンする予定です。

「Vieuno Plaza」は、都市部の防火地域(路線防火地域)の中心部に、3階建から7階建まで建築可能な『Vieuno』の戦略営業拠点として開設。近隣住民を対象に多層階住宅に関しての5つの機能((1)情報発信(2)カウンセリング(3)集客イベント(4)ホスピタリティ(5)コミュニティづくり)を備え、地域密着型営業活動を展開します。

今回、営業拠点の充実に加え、『Vieuno』も大幅に進化させました。4月16日に発売する工業化住宅初※1の7階建住宅『Vieuno7(ビューノ セブン)』や、高級感漂う都市型賃貸マンション『Vieuno la Maison(ビューノ ラ メゾン)』を追加ラインアップ。さらに、柱のない大空間提案を充実させるため、工業化住宅最大※2となるワイドスパン(柱とばし幅)8100mmも実現しました。

『Vieuno』は、耐力壁のない柱・梁ラーメン構造※3の特長を生かし、ライフステージの変化に合わせて建物用途を変更するコンバージョン※4も容易です。建物を多層化して高度利用することで、自宅と賃貸・店舗との併用などによる敷地の有効活用を提案。親から子・孫世帯へと建物の価値が受け継がれる、資産価値の高い住まいを実現します。2015年1月に予定されている相続税の税制改正への節税対応にも非常に有効なものとなります。

「Vieuno Plaza川崎」エントランス

■背景

神奈川県川崎市は、3階〜9階建の新築住宅の着工棟数が2012年度で2015棟となっており、川崎市の全着工棟数において43%を占めています。これは、東京都23区における割合48.4%に迫る数値となっています。とりわけ、「Vieuno Plaza川崎」が開設される川崎区と幸区は、3〜9階建が6割以上を占めており、多層階住宅が特に多い地域です。※5

また、神奈川県は他のエリアからの転入超過人数が、全国で東京に次いで2位、川崎市においては全国で5位となる転入超過人数の多い地域でもあります。※6

当社は、敷地が狭く建築条件が厳しい首都圏の住宅市場に対応できる商品として、重量鉄骨構造の3階建住宅の発売を1997年より開始し、2014年3月までの累計販売棟数は、約6000棟に達しています。

また、2012年より、東京都墨田区と渋谷区に5階建『Vieuno5』の住宅展示場を順次オープンし、積極的に多層階住宅を提案。2013年度4・5階建住宅の受注は棟数ベースで対前年度比147%と順調に推移しています。

東京に加え、市場性の高い川崎へ新たに進出することで、さらに多層階住宅の受注を伸ばしたいと考えています。

■当社の多層階戦略について

1.多層階住宅の戦略営業拠点として「Vieuno Plaza」を首都圏3ヶ所にオープン

当社は、多層階住宅の需要が見込まれ、法的建築制限や敷地の制約が厳しい都市計画法上の防火地域(路線防火地域)のエリアにおいて、新しい戦略営業拠点「Vieuno Plaza」を川崎・大塚・中野の3ヶ所に開設。最大で7階建まで建築可能で、設計対応力に優れた都市型住宅『Vieuno』の積極的な提案による拡販を目指します。

●オープン予定

拠点名オープン日所在地
Vieuno Plaza川崎4月16日神奈川県川崎市幸区大宮町
Vieuno Plaza大塚4月20日東京都豊島区南大塚
Vieuno Plaza中野5月31日東京都中野区中野

地域密着型の営業活動を行う「Vieuno Plaza」は、5つの機能を備えています。

●「Vieuno Plaza」の5つの機能

機能内容
(1) 情報発信機能多層階住宅『Vieuno』の特長を、グラフィックや展示装置で分かりやすく伝える機能
(2) カウンセリング機能相続税やローン相談など、お客さまごとの問題を解決する機能
(3) 集客イベント機能セミナーやイベントなど、集客に結びつく様々な催しを行う機能
(4) ホスピタリティ機能心が安らぐサービスをすべてのお客さまへ提供するおもてなし機能
(5) コミュニティ機能オープンな空間に人が集い、地域のコミュニティを形成するカフェ的な機能

また、当社は「Vieuno Plaza」を中心にネットワーク営業を強化します。パナソニックグループの強みを生かした家電販売ショップ店との連携をはじめ、住宅展示場運営会社、金融機関、税理士、生命保険会社、不動産店など、ターゲットエリアに関係する様々な相手先と連携することで、接点強化策を実施。地元商店街への営業提案や、現場見学会・展示場への誘客、定期的なセミナーの実施などを行う予定です。

2.重量鉄骨の都市型住宅『Vieuno』がさらに進化

●工業化住宅初の7階建住宅『Vieuno7』を新発売(4月16日)

多層階住宅のターゲットエリアである防火地域(路線防火地域)では、6階建以上の建物が建築可能な敷地が多く存在します。このたび、当社は工業化住宅初となる7階建住宅『Vieuno7』を新発売します。従来の5階建からプラス2階分の高度利用が図れ、とりわけ賃貸併用においては、家賃増による安定経営ができ、二世帯住宅の場合もゆとりが生まれます。多層階への建て替えは、2015年1月に改正される相続税においても課税対象額の減額が見込めることから、より資産価値を高める提案が可能となります。

『Vieuno7』外観 (4月16日発売)

●都市型賃貸マンション『Vieuno la Maison(ビューノ ラ メゾン)』を追加(4月16日)

相続税改正に向けて、都市部に住むお客さま向けに、相続課税評価額の圧縮効果が見込める都市型賃貸マンション『Vieuno la Maison』を提案します。7階建まで対応可能で、縦横15cmピッチで設計が可能な高い設計対応力を備えています。

また、地価が高く、高家賃の設定が可能なエリアにおいて、住む人の満足度を高める仕様にしています。玄関エントランス周辺には、深みのある陰影でデザイン性を向上させた、汚れのつきにくい親水タイプのタイルを採用し、分譲マンション並みの高級感を創出。さらに、室内は、女性の感性・嗜好に応えるコンセプトの賃貸集合住宅「ラシーネ」※7の間取りやインテリア、設備を取り入れることで入居者満足度の高い、賃貸住宅となっています。

『Vieuno la Maison (ビューノ ラ メゾン)』外観

●工業化住宅最大となるワイドスパン8100mmを実現

これまで『Vieuno』のワイドスパン(柱とばし幅)は、最大で7200mmでした。今回、立体構造解析技術※8を高めることで、900mm分長くとることが可能となり、工業化住宅最大の8100mmスパンを実現しました。車を3台駐車しても余裕のあるガレージや、広い店舗スペースを設けるなど、さらに空間提案の幅が広がりました。

  1. ※1:2014年3月 パナホーム調べ。
  2. ※2:2014年3月 パナホーム調べ。プランによって、ワイドスパンの幅は異なる。
  3. ※3:『Vieuno』には、耐力壁のない重量鉄骨ラーメン構造と、耐力壁のある制震鉄骨軸組構造がある。
  4. ※4:既存の建物の建物用途を変更して再利用すること。
  5. ※5:2012年度建設統計データ(国土交通省)2013年4月30日公表
  6. ※6:2013年住民基本台帳人口移動者統計(総務省)
  7. ※7:賃貸集合住宅向けに、女性視点で快適なくらしを支援するブランドとして2012年に立ち上げ、シングル、DINKS、ファミリーなど、女性のライフステージに合わせた最適な付加価値を提案。
  8. ※8:解析幾何学における1分野で、建物の構造設計の手法として活用されている。座標を利用して代数的な算法によって三次元空間の躯体の強度等を計算する。

ご参考

■『Vieuno7』の特長

(1) 同一の構造システム・モジュール設計により、3階建から7階建までをシームレスに提案

工業化住宅の特長を活かし、各階の柱と梁を同じ寸法にすることで、建物の階数によらず基本寸法(平面モジュール・垂直モジュール)を同等にすることが可能です。3階建から7階建まで同一の設計システムとするため、設計作業のスピード化も図れます。

また、柱と梁の接合部分は、精度が安定しにくい現場溶接をなくし、スプリットティーによる高力ボルト接合※9を採用することで、高品質を実現しています。

(2) 工業化住宅の特長を生かし、建築計画から完工までの期間を在来工法(RC[鉄筋コンクリート造])に比べ大幅に短縮

外壁は、大型サイズのパネルとして工場生産することで、安定した品質の確保と、現場作業の工数を大幅に削減し、快速施工を実現。また、外壁パネルの取付においては、超高層ビルと同じカーテンウォール工法を採用することで、地震による横揺れやねじれの動きにも柔軟に追従します。

(3) 耐力壁のない重量鉄骨ラーメン構造により、インフィル※10が容易にリフォームでき、建物の資産価値を持続させます。

『Vieuno』は、柱と梁で建物を支える架構システムを採用。立体構造解析プログラムによる最適な構造設計を行い、柱の少ない大空間の設計が可能です。上階ほど、柱を少なくできるため、自宅と賃貸を併用した場合、自宅部分のリフォームや、自宅から賃貸への変更などのコンバージョンにも対応が容易です。このため、長期にわたり建物の大切な資産価値を長く保つことができます。

また、構造基礎が地中にあるため、基礎立ち上がり部の切除が可能で、1階の居室を店舗やガレージに変更する場合でもコンバージョンが容易となります。

■立体構造解析システム

■コンバージョンを容易にする構造基礎

  1. ※9:柱頭と柱脚部には、一部工場での溶接接合がある。溶接部は徹底した全数品質検査を実施。
  2. ※10:基本構造(スケルトン)以外の各戸の間取り・内装・設備など。


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